「早期実現!?」バリスタFIREとは!?
こんにちは!こんばんは!FIRE BLOGです。
前回に引き続きFIREの種類について解説していきます。
前回は、「コーストFIRE」について解説しましたが、今回は、「バリスタFIRE」について解説していきます。
バリスタFIRE
結論からいうと、
「バリスタFIRE」とは、パート・アルバイト労働の利点と退職後の自由を組み合わせたもの。基本的には、フルタイムの仕事を辞め、福利厚生のあるパートタイムの仕事に就くことを意味する。(引用:https://www.businessinsider.jp)
- ハードなフルタイムの仕事を辞めて、パート・アルバイトにシフトすること
- 福利厚生の充実した企業であれば、その恩恵を受けながら生活できること
生活費の半分を投資などによる運用益でカバーし、残りの半分を、パート・アルバイトの賃金でカバーするセミリタイヤタイプの手段です。
メリット
「バリスタFIRE」のメリットは、
- FIREのハードルが低い
- 世間体を保つことができる
- 暴落の影響を受けづらい
- 社会保険に加入できる可能性がある
FIREのハードルが低い
通常のFIREは、年間の支出を投資の運用益で全てをカバーしなければなりません。例えば、月々の支出が20万円の人は、年間で240万の支出があるため配当3%の株を保有していたとなると8000万必要となります。
https://financial-field.com
国税庁の調査によると、日本人の平均給与は約443万としています。
単純に全額貯金しても、8000万貯めるのに、18年かかる計算となります。もちろん生活するのには、お金がかかるので、8000万貯めるのにはもっと時間を要することになります。
その分、「バリスタFIRE」は生活費の半分を投資の運用益で賄えばいいため、その分ハードルは下がります。今の職場から早く離れたいと考えている人には、ぴったりの手段かもしれませんね。
世間体を保つことができる
FIREを達成すると直面する課題の一つに、世間体があります。FIREを達成すると早期リタイヤしているわけですから、職業は無職になります。中には会社を設立し個人事業主になる人もいますが全員が全員なるわけではありません。
無職になると、
https://www.career-class.com
- 履歴書に空白の期間ができてしまう
- 再就職のハードルが上がる
- 生活が乱れる
- アンケートの職業欄に迷う
- お金が必要になった時困る
などのデメリットが発生してきます。
しかし、「バリスタFIRE」ならパート・アルバイトで仕事を続けているため、無職にはならずに世間体を保つことだけでなく、上記のデメリットもカバーすることができます。
暴落の影響を受けづらい
通常のFIREであれば、株価が暴落すると生活資金に直結しているため大きな影響を受けることになります。また、今後の生活に対する不安から精神的にも厳しい部分が出てくると考えられます。
「バリスタFIRE」では、株の運用益でカバーする部分は通常のFIREの半分である為、影響も半分で済みます。
社会保険に加入できる可能性がある
FIRE後にパート・アルバイトで働くことによって条件を満たせば、社会保険に加入することができます。
https://townwork.net
- 週の所定労働時間が20時間以上であること
- 賃金月額が8.8万以上(年間約106万以上)であること
- 2ヶ月を超えて使用されることが見込まれること
- 従業員101名以上(厚生年金の被保険者数)の勤務先で働いていること
- 学生でないこと
上記の条件に加え、勤務時間及び日数が正社員の4分の3以上であることが必要です。
これらの条件を満たせば、社会保険に加入することができ老後の心配も緩和されます。
まとめ
「バリスタFIRE」どうでしたか??
パート・アルバイトの収入と運用益の収入で生計を立てることで、通常のFIREと比較して、ハードルが下がったのではないでしょうか?
FIREを目指されている人の中では、ハードルが高すぎて挫折している人も多いと思います。しかしFIREには収入や生活環境に合わせて様々な種類があります。自分自身の置かれている環境を考えて、FIREの手段を考えてみてはどうでしょうか?
ありがとうございました!次回は、「サイドFIRE」について解説したいと思います。「サイドFIRE」は、一度は聞いたことある方が多いと思います。そして私が目指しているスタイルでもあります。自身の持っている知識のアウトプットも兼ねて解説したいと思いますので次回もよろしくお願いします。