「サイドFIREとは?」メリット・デメリット
こんにちは!こんばんは!FIRE BLOGです。
前回のバリスタFIREについての記事はいかがでしたか?まだ見ていない方は、ぜひご覧ください。様々な種類のFIREについて調べてみるとなかなか面白いです。
さて、今回は、「サイドFIRE」について解説していきたいと思います。
サイドFIRE
サイドFIREとは、
- 資産運用による不労所得
- フリーランス・個人事業主としての労働収入
の二つで生計を立てる手段です。
例えば、年間支出が400万の場合は資産運用などによる不労所得で200万にプラスして、フリーランス・個人事業主としての労働収入で200万で生活することです。
前回紹介した「バリスタFIRE」と非常に類似していますが、「バリスタFIRE」は、
- 資産運用による不労所得
- アルバイト・パートなどの労働収入
という手段のため、働き方に違いがあります。
メリット
- FIREの定義である「年間の支出の25倍の資産」より少ない資産でもFIREできる
- 再就職しやすい
- 再現性がある
というメリットが挙げられます。これらのメリットについて、取り上げていきます。
FIREの定義である「年間の支出の25倍の資産」より少ない資産でもFIREできる
「年間の支出の25倍の資産」と聞いてどれほどの金額か想像つく方はいらっしゃいますか??日本の単身世帯支出は、約16万と言われています。ざっくり計算してみると、
160,000✖️12✖️25🟰48,000,000
単身世帯の場合は、約4800万円でFIREができるという計算になります。
それでは、「サイドFIRE」だとどれくらいの資産で達成できるのでしょうか?
年間100万の場合
単身世帯の1年間の支出は、160,000✖️12🟰1,920,000です。ここに労働収入である100万を差し引いて、920,000となります。
この920,000に25をかけると230,000,000になるため約2300万の資産があれば、「サイドFIRE」が達成できることになります。
年間100万だと月8万3千の労働収入でいいので非常に達成しやすいレベルだと思います。
再就職しやすい
FIREを達成後に再就職する可能性は0とは言い切れません。資産運用していた商品が暴落し、生活が困難になる可能性はあります。「サイドFIRE」は、アルバイト・パートなどとは異なり、フリーランス・個人事業主として労働収入を得ています。そのため、FIRE前よりも能力や知識が向上していることが考えられます。そのため、再就職することになっても、比較的職に就きやすいと言えます。
再現性がある
1つ目のメリット「FIREの定義である「年間の支出の25倍の資産」より少ない資産でもFIREできるに似ていますが、「サイドFIRE」は、非常に再現性があると言えます。
通常のFIREは、年間の支出を全て株などの資産運用による利益によって賄うものです。それは莫大な資金またはリスクの大きい投資と良い相場環境が必要となり、平均年収の方々には再現性が低いと言えます。しかし「サイドFIRE」では、年間の支出の半分を資産運用でカバーし、残りの半分を労働収入でカバーすれば良いため、現在20代30代の方々であれば非常に再現性は高く、年齢が高めの方であっても、資産運用または労働収入のどちらかが突出することで可能となります。
デメリット
「サイドFIRE」のデメリットについても解説していきたいと思います。デメリットとして挙げられるのは、
- 資産運用のパフォーマンスが悪化した場合、労働負担が増える
- 労働収入が途絶えると生活困難になる
- 相場によっては、資産が大きく減る場合がある
こちらの3つが主に挙げられます。
資産運用のパフォーマンスが悪化した場合、労働負担が増える
資産を運用している商品のパフォーマンスが悪化した場合は、年間の支出の半分をカバーするのが困難になることから、当然労働収入に頼ることになります。労働収入を増やすためには、労働時間を増やすことが考えられます。そのため、本人への労働負担は確実に増えるということになります。
労働収入が途絶えると生活困難になる
先ほどのデメリットに類似していますが、FIREするために資産を運用する方は、比較的低リスクの商品を購入するものです。そのため短期間で大きなリターンを得ることは基本的にありません。そこで、労働収入を得ている仕事が減少してしまうと、生活は一気に困難に陥ります。先ほどのデメリットでは、労働負担を増やせばなんとかカバーすることができていましたが、今回のケースだとカバーする方法がないため、再就職という選択肢を選ばなければならない可能性が出てきます。
相場によっては、資産が大きく減る場合がある
いくら低リスクの商品を購入していても、相場が悪ければ下落します。「サイドFIRE」するレベルの資産であれば、少しの下落でも、多くの金額が減少すると考えられます。余剰資金で運用をしている方や多くの資産を所有する方であれば特になんとも思わないかもしれませんが、それを頼りに生活している人にとっては精神的なダメージは大きいと予想できます。
まとめ
お疲れ様でした。今回は、「サイドFIRE」のメリット・デメリットについて解説させていただきました。わかりやすかったでしょうか?私自身も、FIREするのであれば「サイドFIRE」という手段を取ろうと考えています。しかしデメリットについて調べることで多少恐怖感を抱いています。来年には新NISAの施策を始まりますので有効活用して、資産運用をしたいですね。次回は、「リーンFIRE」について解説記事を書きたいと思います。
また次回会いましょう!